待ち屋へと
放置された「空き家」は、ただ空いているだけでは価値はありません。きちんと整備すること、つまり”待っている状態”とすることで評価され価値が生まれます。なおかつ「空き屋」から「待ち屋」へと意味を変えるためには”中間にある仕組み”が所有者と利用者の不都合を結びなおすこと、この”中間の仕組み”が信用(ツテ)として機能することが必要だと考えます。さらにこの取り組みには、修繕など活用のためにすぐに必要な資金、そして運用によって継続的に運営していくための資金といった、相互の立場を結ぶための”仕組み(基金)”と組織を構築することが必要です。