見る・知る・体験する 郡上の暮らしと人々の出会いと発見から。

2014/2/1-2 in 郡上市明宝小川

雪深き明宝小川が舞台・・・とはいえ暖冬という現実。よもやという不安と地元でも今までに経験にはない状況でありました。それでもキャンセルもなくプログラムを実施することができました。この郡上は雪をなくして語ることはできません。本当にギリギリではありましたが、それでも小川の皆様が苦労の末造り上げたスケートリンクを体験することができました。参加されました皆様からも、また小川に訪れたいとの言葉を頂いております。その言葉はその日その時にご協力頂きました小川の皆様のご尽力の賜物であり、スタッフ一同いとっての救いであり、そしてこの言葉こそが唯一の誉れなのです。

2012/11/3-4 in 郡上市白鳥町石徹白

晩秋の石徹白、もうあと1ヶ月経てば雪風景にもなろうかという頃でした。石徹白では畑の作物を保存食として加工したり、冬越しのための作業に勤しむなか、小学校では運動会、そしてこの年は2年に1回の文化祭が開催されるとのことでした。そこでツアー参加者に小学校の見学を兼ねて運動会および文化祭のお手伝いに参加してもらいました。夜はごくろうさん会を兼ねて地元の皆さんとの交流会(よく飲み!よく喋り!)。翌日には白山信仰の発信地となる中居神社見学から石徹白地区の集落見学、さらに今地域づくりの先進事例として小水力発電の現場を見学と盛りだくさんの内容となりました。

2011/11/19 in 郡上市八幡町(市街地)

郡上八幡は郡上八幡城を頂く城下町として政治と文化の中心地、そして明治以降は経済の集約地として発展してきました。現在では少子高齢や地方の経済衰退によって城下町内の町家さえ空き家が目立つようになっています。このツアーの主眼は他の地域とは違い城下町として成り立つ「まち」の人々の暮らしへの理解を深めるために郡上八幡の歴史、郡上八幡の軸となる水を通じた暮らしの有り様、そして町家そのものの見学をいたしました。風景が違うということは、やはりその場所の暮らしが違うということなのです。密集地での郡上八幡の暮らしは、ある意味、人づきあい濃い都会暮らしなのです。オプションではありましたが前夜には参加予定の方々との懇親会も行いました。

2010/11/13-14 in 郡上市各所(美並町-大和町-白鳥町)

暮らしの大きさが小さくなり、以前は2世帯3世帯で暮す家がとうとう空き家となっていく。郡上においても放置され活かされるのを待っている空き家がいくつもあります。けれど活用されないミスマッチがあるのも現実です。それを知ってもらうこと、空き家といえどその成り立ちは、そこで住んでいた人々の郡上の暮らしそのものです。かなり広範囲の見学ツアーとなりましたが、郡上市は南北に気候差があること、さらにそれぞれの家屋の大きさや改装の状況、田畑の所有状況など、参加者のなかには「田舎暮らし」とうもののイメージとギャップを感じていたと思います。また、地元の人々との交流を強く希望されていたことも反省点として後の糧となりました。